料理人の本質に立ち返る
- 餡創家 佐古誠治 あんこ暮らし
- 6月3日
- 読了時間: 2分
先日来られたお客様の話です。
70代とおぼしきご夫婦。
ご自宅から距離はあるものの
時間をかけてお二人で歩いて「あんこ暮らし」まで来られました。
聞けばご主人はがん闘病中。
おいしいものを食べることを楽しみに、日々を過ごしておられるとのことでした。
ご来店のきっかけが
6月1日の読売新聞。
掲載をきっかけに、新たなお客様にお越しいただけるようになりました。
嬉しく思うとともに 取り上げてくださった読売新聞、そして記者の方に深く感謝しています。
また、
入院中のあんこ好きのお母様のために
「そのままあんこ」をお買い求めくださるお客様もおられます。

何度もお伝えしていることですが 僕の作るあんこやあんこ菓子は
誰にとってもおいしいものではないと思っています。
甘さもかなり抑えていますし
ゴツゴツした感じに思われるかも知れません。
それでも僕は、小豆を洗うところから一人で向き合い、
添加物を使わず、
食べてくださる方の身体のことまで考えて作っています。
だから
お子様やご病気の方に召し上がっていただき 喜んでくださると本当に嬉しいのです。
あんこの優しさには自信があります。
自信があります。
この味、この食べ方が、いつかあんこの新しい日常になれば。
小豆がもっと暮らしに寄り添う食べ物になれば。
そんな思いで、今日もあんこを作っています。
あんこの価値創造にこれからも腐心します!
おいしさを追いかけること。
売上を気にすること。
見た目のインパクトを考えること。
話題になることを意識すること。
どれも商売として大切なことです。
でも、それだけに心を奪われると、
僕が本当に見なければならないものを見失う気がします。
料理人、職人の本質は、食べてくださる方に何ができるかを考えること。
あらためて、そこに立ち返りたいと思います。
あんこ暮らしは、これからも
小豆とあんこの可能性を信じて、
食べてくださる方に届くあんこを作っていきます。
あんこ暮らし
餡創家、佐古誠治。
Rock on!




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