自責の念
- 餡創家 佐古誠治 あんこ暮らし
- 4月6日
- 読了時間: 3分
僕は自分のことを「餡(あん)職人」とは言わず
「餡創家(あんそうか)」と名乗っています。
餡職人は餡を作るプロ。
僕はそう呼ばれることには抵抗があります。
僕がやりたいことは
あんこ作りを極め続けることや目利きすることではなく
新しいあんこを創造すること、つまり
新しい食べ方、作り方、味など
小豆の食べ方を再定義して提供したいんですね。
だから「オルタナティブな和菓子屋」と言ってるんですが
オルタナティブってどういうことだかわかりますか??
直訳すると「代替の・・・」となります。
だけど「あんこ暮らし(佐古)」が既存の和菓子の代替を担うというわけではありません。
オルタナティブという言葉は
単なる「代わり」ではなく
「もう一つの選択肢」という意味で使われます。
つまり
ある物事に満たされない、満足できない時の「もう一つの選択肢」です。
あんこ暮らし(佐古)は
既存の和菓子屋さんでは満足できない(好きではない)層に召し上がっていただけたらと考えています。
だから逆に言えば
既存の和菓子店が好きで満足されている方は
あんこ暮らし(佐古)の価値を感じづらいように思うんですね。
僕もそこと比べられると辛いんです。
「別物」って思ってますから。
既存の和菓子屋さんが(やろうとしても)出来ないこと、
既存の和菓子屋さんがあえてやらないこと。
それを愚直にやりたいですし
「邪道」と呼ばれそうな…でも「本質的」な食べ方をどんどん提案していきたいと思ってます。
それをするのが「餡創家」の仕事です。
和菓子が苦手という人にこそ召し上がっていただきたいですし
あんこに興味がないという多くの方の口元まで僕の小豆を届けたいと願っています。
本題ではなくここまでが前置き。
4月6日からとりあえず数日間の予定で急きょ休業することを決めました。
4月5日の営業中に決めましたから、本当に「急きょ」なんです。

「ダメなら3ヶ月で撤退」…そう考えてのあんこ暮らしの開業でした。
その3ヶ月が経過しました。
何をもって「ダメ」とするか?
3月は色々仕掛ける予定でした。
2月からその準備をしていました。
しかし・・・
(詳しくは書きません)
結局は何も出来ませんでした。
どんな理由があれど僕の力不足が招いた結果です。
「少しずつ」・・・その変化すらできず
自責の念に駆られています。
餡創家の仕事がしたくてここ富田林に来させていただきました。
売上や集客も大切なことですが
僕にとって何より大切なのは自分の(餡創家としての)仕事をすることです。
いつ来ていただいても同じ商品ばかりが並べられ
いつまで経ってもイートインは開始されないまま。
日々のタスクに追われる…ただのワーカーに成り下がった僕は
為す術がない…
これは「ダメ」の範疇です。
毎日の現場で
「このままじゃダメだ」って
そう思う日が増えてきていました。
こんな中途半端な気持ちで現場に立つのは
それこそお客様に失礼です。
そして
少し休ませていただく事を決めました。
とにかく…
そうでもしないと動かないんです、アタマもココロもカラダも。
一旦数日休めば営業は再開します。
支えてくれているアルバイトスタッフが居てくれてますから。
彼女たちのタスクは取り上げたくはありません。
これからのことは
今考えています。
Rock on!



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